僕と彼女と屍と…
警棒自体は極めて殺傷能力が低い。
警察の警棒あくまでも犯人が凶器を携帯し素手じゃ危険な場合、自己防衛の時だけに使われる物だからだ。

まぁ…屍とは言え殺したくは無いから気絶でもさせれば十分なので持って行くことにした。

次に見つけたのはロッカーだった。
流石、警察署と言うべきか。
全てに鍵がかかっていた。

竜平はその一つを警棒で何回か殴る。
すると南京錠が外れ、ロッカーが開けられるようになった。

鍵が閉められてると開けたくなる不思議な人間の習性だ。
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