育児ってパネェ!


「ま……ま……んー……」


聞こえてきたー!

このタイミングかよ!

頼むからそのまま喋り続けてくれー!


間近で聞かせてよと祈りながらトイレを流し、扉から勢い良く飛び出しました。


が、遅かった。


すでにばぶ子は喋るのをやめていたようで、すごい勢いで現れた私をポカンと見つめるだけ。


こうなったら、作戦変更だ。

喋るように仕向けよう。

そう考えた私は、ばぶ子を抱っこ。

そして、自ら赤ちゃん語で語りかけました。


「ばぶー。はーいー」


そうです。

いくらちゃんのマネです!

オペレーションいくらです。



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