幼なじみだし★
「ねぇ。無視?」



男が私の腕をつかんできた。




「離して!」




「離してだって。
かわいーい」




振りほどこうとしたけど
男の力に叶うはずもなく




「さ。遊ぼ!」




「やだ!」




連れてかれそうになった。




その時




「離せよ」





低い声が聞こえた。





大好きな・・・人の声。
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