ソフトキャンディ



「俺らが高校生なんてまじ早いよな~!!」


「だよね~!!
高校でモテちゃったらどうしよ~♪」


「それはない!!だから心配すんな!!」


「そんなはっきり言わなくてもいいでしょ~!!」


そんなことを話しながら私は康典を叩く。



この通学時間が何よりも好きだった。




私と康典



2人で歩きながら話す時間が…―――







今ではもう―――














一緒に歩くことはないから…




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