カラカラライフリズム
集団生活の延長だと思えば良い。

――「集団生活」として真っ先に彼の頭に思い浮かんだのは、
彼の通っていた執行史養成所
(アドミニスター・トレーニング・スクール)とは違う、
ごく一般的な『学校』のイメージだった。


ドラマでしか見た事は無いが、大方それで間違いないだろう。

毎日「制服」という名の没個性的な同じ服を全員が着せられて、

世間が同じ歳頃ばかりの人間を集めて、

でも惰性で簡単に成り立ってしまうそんな奇妙な世界。

ただし、彼の中にそんな思い出は無かった。
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