カラカラライフリズム
だらだらと目の前の事だけをクリアしていけば、
そのうち大抵その日と同じような明日が来る事を知っていて、
その思考に忠実に過ごしているからだ。
だから、お前の歳なら普通は大学生だ、
と樋口に教えられた時も、
別に大学に何の興味も湧かなかった。
一樹の最初の記憶は、
執行史養成所(アドミニスター・トレーニングスクール)
にいたところから始まっていた。
そしてそこで色々な疑問を抱くより先に、
様々な殺人術や武器の使い方を一方的に叩き込まれて、
いつの間にか自分には『撃砕無心の一樹』という通り名が付けられていた。
……ただ正直言うと、
意味はよく分からないし、
格好悪いから嫌だった。