カラカラライフリズム
だが、結局彼は辞退出来ずに黙り込んでしまい、
幸枝は二人分の遅めの昼食の準備に取りかかった。
幸枝は、冷凍庫からカチカチに凍った食パン一袋と、
プラスチックのファスナー付きの袋に小分けにした野菜と、
挽き肉のフィリングを二つ出し、
それぞれをトースターと電子レンジとにかけている間に、
卵をいくつかボウルに割り入れ、調味した。
次に小鍋にお湯を沸かして、
予め作り置きしておいた炒め野菜と、
コンソメのキューブを中に入れる。
無駄な動きは一切無く、
まるで計算されているようにてきぱきと手を動かした。