カラカラライフリズム



晴喜は、目に涙を浮かべていた。

だが、彼女の眼の焦点はいつまでも合わず、

晴喜はただ何も無い場所に向かって、喋り続けていた。

過去と現在を混乱しているのか……?


「ごめんなさい、ママ……助けて……」


「おい、晴喜!しっかりしろ……!」

 
一樹は、晴喜を揺さぶった。
 

すると、晴喜は一旦呆然とした表情になり、


目線だけをずらし、一樹を見た。


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