カラカラライフリズム



「……あんた達、何やってんの?」
 
しばらく呆然としていると、いつの間にか目の前に晴喜がいた。
 
扉が開いている。
 
だが一樹は一瞬、それが晴喜だと分からなかった。

「警備員が困ってたわよ。

ほら、いつまでそうしてるのよ」

「髪……」



< 700 / 860 >

この作品をシェア

pagetop