カラカラライフリズム
光は晴喜を睨んだ。
かつて、彼女がそうしたように。
だが、それは嫌悪ではなく警戒の眼だった。
晴喜は、おかしくなっている。まるで、別人だ。
同一人物だと言う方が、難しい。
それ程の、変わりようだった。
「何者って……本気で言ってるの?
『晴喜』に決まってるじゃない。
それ以外に、何があるっての?」
「そっくりに整形をして、あの時すり替えられた別人」
「きゃは!
無理に決まってるじゃないの、そんな事!
第一、指紋や虹彩ですぐにばれるわ」
「幽霊に取り憑かれた」
「案外近いかもね」
「……壊れた」