約束
どれだけ経ったか分からないけど、誰かが階段を上ってくる音がした。


─ガチャ


「智也っ…!」


「友華……」




智也は俺の部屋に入るなり、泣きながら訴えた。




「バカ! なんでっ…あたしに何も言わないで…! 勝手に行動しないでよっ…!」




「ごめん」




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