好きっていえなくて・・・


陽亮は、右腕であたしの肩を抱く。

ドキンッ

溜まった涙は流れていてしまって、

「おめぇら何言ってんだよ」

一瞬にして静まり返る。

「玲奈は、この俺が認めて傍においた女だ
文句のある奴はでてこいよ」

し・・・・・・ん・・・

女子全員の顔は引きつり、青ざめていく。


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