実はホントは白雪姫は、『王子様』、だったのです!




「大丈夫!中の、弾を換えれば、普通の銃にもなるし!」




「それ、もっっっっっっとダメ!!」




「まぁ、女王が来てからでいいじゃん」





マイペースな白雪姫は、あははとあっさりとその話を流したのであった





「俺のことよりも、大事なのは、遥のことだよ」




「う・・・」





王国から抜けだし、家出をされ、パニック状態のナオミール王国



きっと、すぐにこの場所にもかぎつけられるだろう





「・・・大丈夫。みんなには、迷惑かけないよ。ちゃんと、戻るから」




「・・・遥ぁ」




「ん?」




「自分の、本当の気持ち、ちゃんと言えば?」




「・・・・・」




本当の、気持ちを?



父上と母上に言う?
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