大切な人

デート当日

今日ゎ国生とデート。
超楽しみにしてた日。
心を踊らせながら
待ち合わせの場所へ向かう。

「国生.お待たせ!」
「…いゃ.行くぞ?!」
「ぅん。」

なんかぁ…
いつもより無愛想…?!
まっ!
いいかぁ…

そぅ思いながら目的の場所まで向かう。
その時…。

――― キャー ―――

女の人の叫び声。
私ゎその方を見る。

そこにゎ今にもひかれそうな小さな女の子。
私ゎ無意識の内に走り出していた。
その女の子を助ける為に…
駄目かもしれない…。
無理かもしれない…。
そんな事ゎわかってる。
でも…
助けたいんだ。
あの子を……。

…国生?!
もしこれで…
私が死んぢゃったら…
ごめんねぇ…。
国生だったら.もっといい彼女出来るから。

「菜摘…!!」

国生の声…。
それと共に私を追いかけるよぅに走り出した。
国生ゎ私を追い越して女の子の方へ向かう。
国生が女の子を助けようと女の子を抱き抱えた…。

その瞬間…。

大きな音と共に…
国生とその女の子が宙を舞った。

時間……。
時が止まったよぅだった。
でも…
時ゎ直ぐに動きを取り戻した。

「…国生ー!!!」

私ゎ国生のもとへ駆け寄った。

「国生…大丈夫?」
「………。」
「ねぇ…国生…?!」

返事が返って来ない…。

「誰か…救急車!!」


数分後に救急車が来た。
私ゎ国生が乗せられた方の救急車へ乗った。

ねぇ…
どぅして???
私のせい…?
…私のせいだょね。
ごめんねぇ…国生
あの時……
デートの誘い.断ればよかったょね?!

国生……。
……死なないでね。
ごめんねぇ…。

今日…
デート……
中止になっちゃったね…。
だから…
また一緒にデート行こぅ?
今度ゎこんな事がないよぅに楽しくね…。
だから…
死なないで…
生きて…。

私ゎそんな事を思いながら病院に着いた。

病院に着いてすぐに手術が始まった。

先生達が頑張って…
国生を生かそうとしてくれてる。
私ゎ手術が成功するよぅに願う事しか…出来ない。
とっても無力だった…。
私のせいで…
こんな事になっちゃったのに…
私ゎ何も出来ない。

そぅ思ってたら…
先生達が出てきた。

先生達ゎとっても
深刻そぅな顔をしていた。
そぅして私に…
『今日…明日が山です。』

そぅ言った。

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