我慢できない!
やっと話せるようになった香耶は勢いよく後ろを振り向いた。

「なんなのよ!?いきな・・・り・・・」

香耶は男の子の顔を見て唖然とした。

え・・・


「五十嵐!?」


五十嵐と呼ばれた男の子は一瞬驚いた顔をしたが、すぐに柔らかく微笑んだ。
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