Kinmokusei~ ありがとう ~
先生と再会

先輩たちを「古本屋」に残して
私は一人で
先輩たちの一人を探していた。

職員室に行ったりして探したが
どこにもいない。

生徒ホールをふッと思って見たら

あの人が歩いていた・・・。

そう

先生だ。


先生を見た瞬間
私はすぐに先生が向う方向がわかり
すぐに階段を下りた。

先生は帰るはずだから
玄関に行けば
普通に通り掛ったふりをして
声を掛けたらいい

と頭の中で思いながら
慣れないキリッパで階段を下りた。

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