双子フタゴ愛アイ



しばらく無言で去っていく比呂也君を見てたケド





「・・あんた達は〜・・・あれほど言ったのに〜また!!」



ふつふつと怒りがあふれ出した



「オ、オレはさっきまで知らなかったんだよ!メグミが勝手に・・・」



「ナナちゃーん・・危なかったんだしいいじゃん〜?」




口々に言い訳する双子を睨んでいると





タカラが私をメグミから引き剥がし



「アイツに何かされなかったか?」



心配そうに見つめる



今はお説教の時間なんですケドー・・




(まあ・・・いいか)



私はコクンと頷いた



(後で延々と叱り付けてやる!)
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