夢の桜
第4章

変化

事件から一週間がたった





















手に変化はあまりない

















いつものように朝台所にいき












持てもしないマグカップに手をかけた






































え…














今マグカップを持っている



















手にほんの少しの感覚があった



















「うそだろ…」



























俺は桜に報告した













桜は大喜びだった
























そして











担当医にも話したら













日々のリハビリの成果だと言われた
























毎晩桜と一緒にリハビリを続けてきた











これも桜のお陰
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