時を越えて〜私のパパは歴史上人物〜


「貴方!?」


「どぅゆぅ意味か解ってるのか?」


総は静かに頷いた。


「明日、絶対に奈々芽が泣くから前払いだ。もっと殴りたいが、奈々芽に怒られるからさっきの一発を肝に命じとけ」



「……すいません…今まで僕なんかに優しくしていただいて、ありがとうございました。恩を仇で返すのは心苦しいですが、明日奈々芽を頂きます♪」



「こちらこそ、奈々芽をずっと守って貰って有り難う♪コレ…絶対使って。奈々芽の事を本気で愛してるなら。使い方は奈々芽に聞いてね♪」



総は一度頭を下げて部屋を後にした。




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