運命~ダイスキな君へ~
ーーー・・・


「きょーた!」



席替えで隣同士になってから私達は
仲良くなった。



「おお!るり、おはよ。」



「私さ、今日、日直なんだけどさ
ねぼうしちゃって。もう一人の日直、
誰だろ」




「俺、誰か知ってるよ。」



「ほんと!?だれ?」




「・・・俺」



「・・・はぁ?
早く行かなきゃ!ほら、行くよ!」



私達は特別仲が良かった。



付き合ってるわけじゃなかった。




ただの友達。私が京汰を、好きなだけだった。



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