運命~ダイスキな君へ~
「あ。わりぃ。そろそろ行こうぜ」





リュウ君は、はっとして歩き出した。







ねぇ。リュウ君。好き・・・。






私は心の中でそうつぶやいた。






この気持ちは初めてじゃない気がする。







きっと、私はずっとリュウ君が好きだった。







そして、私はまたリュウ君に恋をしたんだ。









「あ。クレープ・・・」






私はクレープ屋を見てそうつぶやいた。







「食べたい?」






私はうなずいた。







「じゃぁ、食おうぜ」





< 365 / 380 >

この作品をシェア

pagetop