美女と野獣!? ~モテない男と、美女のキセキの恋~
静かな音楽室に、私の煩く打つ心臓の音だけが響いていそうで…。


そんな中、私達はキスをした。


正直、私はキスするのは今回が初めてじゃない。


でも、キスだけで、こんなにも人を感じるなんて知らなかった…。


一也から離した唇。

「教室帰るか?」


「そうだね…。」


そう答えるしか無かった。


でも、やっぱり、もっと一也を感じたい。


そう思って、一也の袖口を摘んだ。


「もう少し、いたい…。」


勇気を出して言ってみたんだ。



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