美女と野獣!? ~モテない男と、美女のキセキの恋~
「諦め様と、何度もしたの……。

でも、出来なくて。ニューヨーク行った時、何人もの男の人と付き合ったわ。

でも、私の心にはいつもカズちゃんがいた……。」


エアコンの入っていないこの部屋は、凄く寒くて……。


まるで、華の抱えた孤独の気持ちを表してるみたいだった。

「私ね?抱かれる時は、絶対に目をつぶってた…。
それでね?
カズちゃんを思い浮かべながら抱かれるの……。そしたら…「もういいから!!もう…止めろよ……。」


完全に冷え切った華の身体と心を、温めてやりたくて……


思いっきり抱きしめたんだ……。



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