美女と野獣!? ~モテない男と、美女のキセキの恋~
二週間ぶりに、直也、桜達と逢った。


俺と直也は受験組。

会話は勿論、予備校について。


一方の江利子と桜は、就職希望組。


予備校の話しをしてる横で、ファッション雑誌を広げて

「このワンピ、超~ヤバくない?」


「この服にこのバッグの組み合わせいいよねぇ~。」


「バイトしたいぃ。」


受験組と就職組。


こうも会話が違うのか?


「この近くに予備校有るらしいから、土曜日見に行かね?」

直也が俺に声をかけた。


「「行きたぁ~い」」


女子二人が手を挙げた。


「お前ら予備校に何の用?」


少し呆れた顔で、直也が二人を見た。


「いいじゃんねぇ?あたしら暇だから、付いて行ったげるよ。」


付いて行ったげるって……。


しかも暇って…。


嫌みか!?


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