美女と野獣!? ~モテない男と、美女のキセキの恋~
「さあ、やるべか。」


早く終わらせないと江利子に逢う時間が無くなっちまう。


コンコン


「はぁい。」


「失礼しまぁす。」

ドアが開き、ヒョコっと江利子が顔を覗かせた。


「おう。」


「あれぇ、一也だけ?先生は?」


キョロキョロしながら中に入って来て、俺の隣に並んだ。


「さっき職員室に行った。
何、手伝いに来てくれたのか?」


「何処、掃除すればいいの?」


「江利子の唇。」


軽く触れるだけのキスをした。


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