美女と野獣!? ~モテない男と、美女のキセキの恋~
私に深々と頭下げる彼女を見ていたら、この人の愛には敵わない…。


そう感じた。


私はただ、好きな気持ちだけを伝えていた。


自分の好きな気持ちをぶつけるだけ。


一也の気持ち…無視してた。


「もう…止めて?
頭上げてよ。」


「えっ…?」


下がった頭がゆっくり上がった。


「もういいから…。私の負けだから。」

「負けって…何が?」


私の言葉の意味が分からない様で、目をパチパチさせてた。

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