美女と野獣!? ~モテない男と、美女のキセキの恋~
予備校ともなると、学校とは違い、皆の気合いが熱い。


そして、講師にも気合いが入る。


二日前に江利子に貰ったお守りを制服のポケットに入れてて、時折それを取り出して見ては、自分に気合いを入れる。


「はああぁ」


でかいため息。


集中力が切れるのが早くなってきた。


疲れが溜まってんのかなぁ。


一日ゆっくり休むか?


ダメだ…半日?


あーダメだ…三時間?


俺は、鞄から携帯を出した。



プルルルルル…


プルルル……


『はい。』




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