天然100%
あたしが1番好きなのは・・・
隣りの部屋にいる遊斗じゃなくて
あたしが探し出してみせる啓介のほうだから!
「はぁっはぁっ」
肩で息をしつつ
屋上までの階段を上がると
ドアが微妙に開いてるのが見えた。
やっぱりあそこにいる・・・!!
ガチャッ
ドアを開けて屋上に出た。
「ふぅー」
キレイな青空が広がってる。
あたしはそのまま歩いて
屋上の金網に近づいた。
息を大きく吸いこむ。
「啓介ぇーーーーーー!!」
「人の名前をでかい声で叫ぶな」
「ふぇっ!?」
近くで声がしたと思ったら
すぐ隣りに啓介が立ってた。
いつの間に!?
「なんか用?」
啓介の口調はいつも通りだけど
あたしの心臓はバクバクしてた。