3人の き も ち
離れたテーブルで、宮越君と中林先輩が笑いながら穂杉君と何か話をしている。
「気になる?」
芹沢先輩の突然の言葉にぐっと詰まる。
「早苗ちゃん、宮越と中林のこと、兄貴に恋人ができて寂しいって感じ?」
今度は日野先輩。
「穂杉がいンのに上の空だったのは、そーいうコトだったのかぁー。」
「ああ、成程。」
日野先輩の言葉にやっと納得したって表情で芹沢先輩が頷いた。
「あっ、あのっ…あ…。」
何て答えていいのか、困ってミホちゃんを見ると、ニッコリ微笑む目と合った。
…よけい、困ってしまう…。