一途王子★天然姫


「はぁ…疲れた」



梨莉亜は緊張の様子もなく
紙を2つに折って

内ポケットに閉まった


止まってる俺を見て不思議に思ったのか

首を傾げて




「どうしたの?」



やっぱり梨莉亜の頭の中には俺はいないんだな…



わかってたけど



実感すると辛いな…


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