LOVE SONGS
ヒロの家に帰ると、リビングでお義母さんが俯いてるのを見かけた。
『お義母さん‥?』
『あぁ。さやかちゃん、おかえり。どうだった?』
『渡してきたんですけど‥』
あたしの顔を見て、事態を察したようで、お義母さんは力なく笑うと二階に上がって行った。
おじいちゃんとおばあちゃんのせいだ‥
形だけでも出てくれたらいいのに。
『あ。おかえり。』
後ろを振り返ると弟が立っていた。
『ただいま。』
『今日おかんが、あんたの家に電話したみたいだよ?』
『なんで!?』
『結婚式に出てくれって頼んだみたいだけど、ぼろくそ言われたみたい。』
『うそ‥』
『おかん泣いてたよ』
それだけ言うと、あたしを残して出掛けて行った。
あたしの心の中は祖父母への怒りでいっぱいだった。
『お義母さん‥?』
『あぁ。さやかちゃん、おかえり。どうだった?』
『渡してきたんですけど‥』
あたしの顔を見て、事態を察したようで、お義母さんは力なく笑うと二階に上がって行った。
おじいちゃんとおばあちゃんのせいだ‥
形だけでも出てくれたらいいのに。
『あ。おかえり。』
後ろを振り返ると弟が立っていた。
『ただいま。』
『今日おかんが、あんたの家に電話したみたいだよ?』
『なんで!?』
『結婚式に出てくれって頼んだみたいだけど、ぼろくそ言われたみたい。』
『うそ‥』
『おかん泣いてたよ』
それだけ言うと、あたしを残して出掛けて行った。
あたしの心の中は祖父母への怒りでいっぱいだった。