初恋ドロップ



駿の悪戯な笑顔に拍車がかかった瞬間。



「へ?―ぁっちょっと!?///」


一瞬のうちに私の背中に両腕を回しギュッと抱きしめられる。


急に抱きしめられた勢いで変な声が出た。


私は駿に抱きしめられてる

けど、さっきとは違う


駿の両手は私の背中に
私の両手は駿の背中に

駿と私の間には邪魔にるものはなにもない。


薄着の制服を隔てて駿の心臓の音が私の心臓に響く。


「・・・お前の心臓うるさすぎ」


耳元に駿の吐息がかかる。

余計に高鳴る心臓。


「駿だってドキドキしてるょ?」


せめてもの私の抵抗のつもり。



< 207 / 333 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop