初恋ドロップ
煩い雨の音と
寒気で目が覚めた
いつからだろう・・・
窓側のフローリングの前でいつの間にか眠っていた
窓から見えてた夕日はなくなり、真っ暗な部屋に満月の明かりだけが照らされている
濡れている制服を着替える気にもなれないし、ましてや起き上がる気にもなれない
―新 し い 家 族―
「っぅ・ぁっ・・・・」
―お母さん
静まりかえった部屋に自分の泣き声が響くのが嫌だった
声を殺して涙を流す
夕方に泣いた時の涙の後をなぞるように涙が頬を伝う