甘い蜜
あっちもきっと怯えているはずだ。
殺害未遂をしたんだ。怯えていないはずがない。
「こんな時間にいるか?」
時計をみるとかなり遅い時間だ。だが、そんなもの関係ない。
「知るか………相手の都合なんざ」
「そうか」
「母さんは麻理亜のとこか?」
「あぁ、代わりに付き添うとな」
なんとなく今の麻理亜に誰かがついていてくれることに安心した。
俺は準備した書類を鞄に詰め込んだ。
親父はパソコンをいじって何かをしているみたいだ。