先輩&後輩

トイレに行くと、小夏がいて、喋り出した。

「松川先輩と、付き合ってたんだ」

「うん...」

「まぁ、知ってたんだけど」

「ゴメン」

「ううん、瑠色はわるくないから」

小夏...。

小夏は、俯きながら、喋っていた。

「別れちゃ駄目だよ」

急に、小夏は明るくなり、そう言ってきた。

「別れないし」

付き合い初めだし~
別れないもん♪

「頑張ってね♪」

「アリガト」

小夏は、あたしにピースをして、出ていった。
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