ア イ シ テ ル


もう彼は行ってしまうんだなと思った
彼もたぶん自分でわかっていた

そしてかれは

「小春、陸、愛してる
 じゃあまたね」

とわたしの手を握り
陸の手を握りながら

静かに眠るように
行ってしまった


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