願いの森

疲れた 疲れたよ

ずーっと飛び続けてるのに

森の外が全然見えない

疲れ果てて地面に座り込んだ綾音は

夢を見た

「裏切り者」

いつもと違う笑みであいつが言うんだ

「君は裏切り者」

優しくなんてなかった

「だから君は」

凍りつくように冷たい

「君は もういらない」

本当に心の底から

楽しそうな 笑み

「助けて!!」


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