光の世界 -side episode-


そのままロイはティファに押し倒されるような形になりソファーに横になった。



倒れたロイの頬を優しく撫でると、ティファが優しく囁いた。



「だったら………証明して」



そんなティファの言葉に、ロイは口の端をつりあげてニヤリと笑うといきなりティファを抱きしめた。



「きゃッ」と驚きの声をあげるティファの耳元に唇を近づけると、ロイはそっと囁いた。



「しょうがねぇな」



―――――



「ねぇロイ…好きって言って」



暗闇の中、ひとつに重なり合うふたりの影…



「……………愛してる…」



再び影は、ひとつに重なり合うのだった…








fin
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