虹色の彼方 ゜*+:。.。.。:+♫+
date02 -君に初恋を-

「まったく・・・何してると思ったらナンパ!?」

「ちげぇし・・・」

母ちゃんの車の中で尋問中。

制服にそそくさと着替え、学校へ向かう。


あのあとはあっという間だった。

「だ、大丈夫ですか!?無理して買いにいかれたみたいで・・・すみません」

顔色が悪かったらしく、心配げに顔をのぞかせる藍澤さん。

「いえ・・・大丈夫です」


好きな女に心配なんてかけられない。

って!!

何肯定しちゃってんの、俺!!

俺はひとりあたふた。
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