【完結】先生との恋
敬語だったのも最近は取れてきちゃってるし。
「じゃあそこに立って話すの?」
「……座るけど」
なんだかんだ言って高橋に言われた通りに座るあたしを見て、高橋は何故か満足気に笑ってるし。
手に握っていたレモンティーの缶を開けて口付ける。
口の中に温かい液体とレモンの味が広がって美味しい。
体が内側から暖まっていく。
最近、
いつもこのジュースを飲んでいる気がするのに、全然飽きない。
ただ、このジュースは売店にしか売ってなくて部屋と同じ階にある自動販売機には無い。
だからわざわざ売店にまで買いに行かないといけないのが面倒くさいけど。
「で、あんなに必死に外出許可欲しがってたけどどこに行きたいの?」
あたしがレモンティーを飲むのを見ながら高橋があたしが話したかった話題を切り出した。
「……これ」
あたしはポケットから写真展の広告とチケットを取り出す。
高橋は首を傾げながら広告を受け取って折ってあった広告を広げはじめた。
「夜空の写真展?」
「そ」
一番上に大きくかかれた題を声に出した後、高橋はその紹介書きに目を通す。