【完結】先生との恋

追いかけっこ







高橋の事なんて、もうどうでもいい。



高橋も好きって言ったから……って考えて誘おうとした事も馬鹿みたい。



最初からあたし一人で楽しめば良かったんだよね。



「お、いつもの心じゃん」




店に戻ったあたしはメイク道具をあさみに返してから店内の服を見始める。



雑誌で特集されていた服もたくさんある。



あたし的には可愛く重ね着ができて着まわせるものが今欲しい。




「あのさ……心」


「何?」


「やっぱり高橋先生……来てくれなかった?」


複雑そうな顔のあさみは隣であたしに似合いそうな服を見つけてくれながら口を開いた。


多分、あたしがここに1人で来たときから聞きたかったけど、あたしから言うのを待っていたんだと思う。


でも、あたしから言いだす気配が無くてとうとう聞いちゃった……みたいな?





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