【完結】先生との恋





「時間まで下で昼食食べましょうか」


高橋はあたしに伝えて歩きだす。



あたしの同意を得ずに動くなら、わざわざ言わなくて良いのに。



言わなかったらあたしが聞くから言うんだろうけど。




エレベーターに乗って下へ降りる。



下はデパートになってあって、高橋はそのままフードコートへとあたしを連れて行った。



「……何が良い?」





適当に席に座りながらどれにするか高橋が聞く。



周りのお店を見回すけど……どれにしよう。



久しぶりに病院食以外の物を食べる事が出来るし、気分は上がる。



迷う……。


キョロキョロしてるあたしを見て笑いながら、高橋が口を開く。



「あ、夜はステーキだから。それ考えて決めてね」



「ステーキ!?」




「お祝いだし」



誕生日、最高。




< 287 / 364 >

この作品をシェア

pagetop