【実話】アタシの値段~a period~



『毎回毎回お酒飲んだから帰れないっ、てねぇ。


タクシーで自分ち帰れってこないだ言ったでしょ!?』




「いや、そうなんだよ。」




『は?』




「だから今日は、タクシーで帰ろうとしたんだよ。」




『じゃあ、なんでここに居るわけ!?』





「財布落としちゃった。」




はぁぁ~!?!?




昭和のアニメのように、ペロッと舌を出した浩介。




『あ~もう。今度からはタクシーで帰ってよ!?』




了解!


ふざけて
ピシッと敬礼をした浩介は



やっぱり今日も酔っ払いだ。




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