【実話】アタシの値段~a period~
けれどそうなれば
"ユキもそこに住んでいる"
そう結び付けずには居られなかった。
それなら、いつもユキがどうやって俺の部屋まで来ているのか、
なぜ、住んで居る場所を言わないのか、
全ての辻褄が合ってしまうことになる…。
………。
もしかして…
俺は、ユキが話してくれた"昔話し"を思い出していた。
好きな男…
あれは、あの時思った様に
やはり
別の男…
…の事だった…?