【実話】アタシの値段~a period~








あの頃、そう


俺は分かっていたんだ。



君の幸せのために

何をすべきなのか。




けれど


それだけはどうしても



どうしても


できなかった。





地獄に堕ちてもいい、



そんなことさえ考えていた。





君を引きずり込むことも


惜しまずに。





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