昨日の空

明日

お早う、学校で気持ちの良い声が響いた映子が後ろから走って来て真美を抱きしめた。「昨日はよかったね」「肌がなんか艶々しているよ。「二人ともいいことあったよね」「うん」「やっぱりますたーの事が好きになった」次の仕事は明日だ、明日またショールームに言って打ち合わせだ、「モデル業も大変なんだね」「楽な仕事は無いんだと思うようになったよ」「そうだよね一応プロなわけだしね、これでも」「今日雅さんの昔の写真みに行くんだけど、映子もおじゃましない?」「私はいいよ」「そっか」
学校が引けてからモデル事務所に向かった、5回までエレベーターであがるはずだったんだけど階段であがった。ドアをあけたとき異様な光景を見てしまった、雅さんが男とソファで眠っている・・・・(真美はどう声をかけたらいいかわからなかった)起こすのもなんだし、そのまま帰ることにした。とそのとき雅が気づいた。「あら真美ちゃん、来てたの?「でもお取り込み中じゃ?」「いいのいいの二人とも疲れて眠っていただけだから、(その割には雅のボタンは外れていた)この人たち真昼間からなにやってたんだろう・・・・・「そのうち真美ちゃんもわかるわよ」
身支度を雅は整えてその取引先の人はまずいところを見られた風に帰っていった。「こうやって肉体営業もしないとモデルっていうのは駄目なときもあるのよ」(真美はなんだか間違ってるって思った。そんなに性的なものが華やかな世界なんですかモデルって?
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