きみの世界は。


――きみは、孤児だった。


まおが幼い時、
両親は交通事故で亡くなった。

受け入れてくれる親戚もおらず、
施設に預けられた。


そして18歳になり
君はそこを飛び出した。


何も知らないくせして、人にかける
迷惑の重さだけを考えていたから。
 


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