Sky Blue-同じ空の下-
「碧ー、」
「んー??」
夕食を済ませたチカがベッドに横たわる私に声を掛けてきた。
「体調悪いの?来週からのオリエンテーリング行ける?」
「行きたいぃー」
「でも、体調悪いなら…」
「大丈夫。元気元気!!」
勢いよく起き上がって、チカに笑顔を見せた。
「そ、それなら良いけど。」
「チカー、」
「なに?」
「ごめんなー。」
「何が?」
「私のせいで色んなこと我慢してきたり、諦めてきたりしたよね。」