Sky Blue-同じ空の下-

「決め付けてなんかないわ!!事実そうじゃない!!慧の顔が見えなくなって、成長していく貴方を、老いていく慧を見られない私の身にもなってよ!!目の見えない私といたら、仕事を休まなければならない時があるかもしれない。私のせいで…慧が!!」

「もういいから!!…もういいから…もう一人で抱え込まないで…君には俺がいる。だから、いつでも頼ってよ。」

「そばにいてもいいの?」

「碧が嫌でも無理矢理、隣にいさせる。」


一度切れかかった糸が二つに交わり交差しながら結ばれる。

一緒にいる幸せな未来を私は疑わなかった。


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