天然な彼女!?

変わらない

学校に行くと、
翼は先に学校に来ていた。

「おはよう翼。」

「おはよう・・。」

あまり変わらない彼女に、
俺は何処かでホッとする。

圭吾がニヤけた顔で
俺に近づいてきた。

「おい。翼ちゃんと
お見合いをしたって。」

「もうお前の耳に
入っているのかよ。」

「当たり前でしょう?」

嫌味ぽっく言ってくるが、
圭吾の父親は、
親父の会社の常務を、
務めている。

「良かったじゃないか?
初恋の子が、
お前の婚約者になった。」

「ああ。」

俺は内心喜んでは
いたがそうでもない。
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